ノンデザイナーの方に送る5つの言葉

ノンデザイナーの方に送る5つの言葉

私はいわゆるノンデザイナー(非デザイナー)。
ここでいうノンデザイナーとは、いわゆるデザインの専門学校や美大・芸大には行っておらず、0(ゼロ)の状態からデザイン業を始めた人のことを指します。
ちなみに私は前職は鉄鋼業という全く違う畑から転職し、その後10年ほどデザイン業をしています。

私自身がこれまでしてきたこと、デザイナーの人達に教えてもらったことなどを記事にしました。
これからデザイン業を目指す人の参考になれば幸いです。

今日からデザイナー

私自身、デザインという仕事をする上で特に為になった言葉をメインに紹介します。

言葉① 色々なデザインを観ること

最初に教えてもらった言葉。
ただ「見る」のではなく「観る」こと。表面的に得られる情報以上に、作品・制作物のコンセプトまで感じれるようになること。

言葉② 好き嫌いしないこと

ヴィンテージ・ガーリー・スタイリッシュ・キュートなど、デザインのテイストは幅広い、この手法が好きだからこう創る、この配色は個人的に嫌いだからしないということはしてはいけない。
商業デザインはクライアント・お客さんのために創るのであって、自分のためではない。(アートとしての作品であれば違うんだろうけど…)

言葉③ コンセプトを必ず設定すること

何のために創るのか、何を伝えたいのか、だれに伝えたいのか等、創る目的・目標を必ず設定すること。
よく言われると思うが、最初は「見た目だけのデザイン」、表面的な「デザイン遊び」をしてしまう。これをしてしまうと、目的・目標がだんだんズレていき、最終的に何を創ったらいいか分からなくなる(体験談)

言葉④ 言葉にすること

デザインを観て、なぜ良いか、なぜ悪いか、を言えるようになること。
「かっこいい」「色がキレイ」「見やすい」だけではなく、「余白が十分とってあり、書体も選定している。それに写真の彩度も抑えてありクールな印象を受ける」など、自分の言葉でいいから、言語化することが大事。

言葉⑤ あなたはデザイナー

新人でもベテランでも同じデザイナー。
できない時でも「これまでデザインを学んでこなかった」「デザインの学校に行っていない」等の言い訳をしないように。
これらの言葉はあなたのデザインをダメにする。

お客さんから見れば、昨日から始めてようが、10年以上経験があろうが、みんな等しく「デザイナー」です。

まとめ

この5つの言葉はデザインを始めた私にとってわかりやすく、続けていく上で大切なことなんだと感じました。以来、今に至るまで、自分なりに守り続けている言葉です。
これらの言葉がこれからデザインを始める方にとっても必要となれば幸いです。

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