こんつくしー。
ある日、ネットニュースを見ていると文の最後に「出典参考:共同通信社ハンドブック」の文字。
「ニュースの内容の参考かな?」と思って調べてみると、ビジネスに役立つ良本だったのでご紹介。
目次
共同通信社・ハンドブック
ビジネスにも広報にもデザインにも使える正しい日本語へ
内容はハンドブックサイズながらに、全767ページもある大ボリューム。
内容は主に以下の内容となっている。
- 人名・送り仮名などの「新聞漢字・仮名遣い」
- 漢字・平仮名・句読点などの「書き方の基本」
- 誤りやすい語句などの「用事用語集」
- 記事・数字・地名・用語などの「記事のフォーム」
- 紛らわしい法令・地名・会社名などの「資料編1」
- 外来語・計量単位・外国に関することなどの「資料編2」
正しい記事や文字の表現へ
紛らわしい言葉やふさわしくない表現、句読点の使用方法、文字の構成の仕方、会話をテキストでどう表すべきかなど、記事を書く人にとっては背筋が伸びるような気持ちになる「共同通信社 記者ハンドブック」。
ライターやデザイナー、広報マン、文字を仕事にしている方やビジネスマンまで幅広く活躍してくれる必携の一冊です。
医療系の広報や記事にも最適のハンドブック
私自身、デザインのお仕事で病院やクリニック関連のウェブサイトやフライヤー・広報誌などを制作することもありますが、医療系の用語や表記などはサッパリ分かりません。
これまでは病院などから支給されたテキストの文字チェックがしにくい状況でしたが、このハンドブックでかなりチェックをすることができるようになりました。
まとめ:まさに「大人向け」の正しい国語ハンドブック
こうした「正しい文字表現」をまとめた本(共同通信社 記者ハンドブック)があることを知ったのは、クライアントの病院の広報の方から教えていただきました。
「特に医療系の文字表現も収録されているからおススです」と教えてもらい、即購入して読みましたが、実際には医療系以外に、そもそもの日本語の表現が正しくないことに気付かされ。。。(汗)
「制作(せいさく)」と「製作(せいさく)」の意味の違いにもあまり配慮できてなかった自分のようにならないよう、今回の記事で皆さんへ紹介させていただきました。
文字を仕事にする方、文字が仕事・生活の一部になっている方はぜひ見てもらいたい本です。
ではまた!