こんつくしー。
ドローンの話題性・かっこよさ・機能性からついつい購入を先決してしまいがちですが、購入前にちょっとだけこの記事を読んで考えてみてください。
人的・金銭的なコストを実際の体験・経験からまとめてみました。
目次
ドローンにかかるコスト一覧
ドローンに必要な人的コスト
申請が運搬など実作業が必要となるのは下記のようになります。
- 飛行申請の作成/取得
- 飛行練習
- 飛行実績・時間の蓄積(10時間以上)
- 飛行場所までの移動/運搬
- 画像/映像の確認と編集
- 飛行技術の習得
- ケーススタディ
- 飛行のための法令/ルールの知識習得
- アップデートされる法令/ルールの情報収集
- 使用機体の知識/操作技術習得
- 使用するアプリケーション(DJI GO等)の知識/操作技術習得
もし必要なら…
- ドローンスクール
- 画像/映像の編集/加工技術
- カメラの知識/技術(マニュアル設定用)
- micro SDの知識
この中でも最も苦労すると思うのが、「飛行実績の蓄積」と「飛行場所」だと思います。
飛行実績を積むために飛ばしたい。でも飛ばせる場所がない(少ない)。
主に首都圏や人口の多い地域では、必ず出てくる問題ではないでしょうか。
「ちょっとぐらい大丈夫かな」という感覚で飛ばすと、警察に連れていかれます。
「ドローン飛ぶか実験」 禁止区域、容疑で書類送検」(日本経済新聞)
ドローンに必要な金銭的コスト
機体費用のほかにも意外とお金がかかります。
- 施設・場所の利用料金(場所による)
- 機体購入費
- 予備電池等の付帯設備
- 画像/映像の確認/編集のためPC等の端末
- 機体保全費用(メンテナンス費)
- 予備パーツ(回転翼部品)購入
- 保険費(対人/対物)1年間
もし必要なら…
- ドローンスクールの費用
- 保険費(機体保険)1年間
- 予備機/予備機器の準備/手配
- 運搬用ケースなどの周辺機器・設備
いまは送信画面付きのドローンもありますが、私の持っているDJI製の「Phantom4」では画面付きではないため、送信画面用としてiPadを購入しました。
また、連続飛行のために予備電池がほぼ必須となったり、プロペラの予備を用意したり、撮影した画像・動画を編集したりと、用意しておくことは意外と多いです。
ドローンスクールについての私の考え
ドローンを持っていると、よく聞かれる質問があります。
Q「ドローンを飛行するために免許は必要ですか?」です。答えは
A「 (現時点では) 飛行に必要な免許はありません。」です。
ドローンスクールなどで言われる「免許」とは、国が認めたものではなく、民間の講習団体が発行している「(民間の)認定資格」となります。
認定資格を持っているから、申請が免除になる、といったことは絶対ありません。
ドローンスクールのメリット
私が考える「ドローンスクールのメリット」は下記だと思います。
- 技術や飛行時間を証明できる(しやすい)
- 学ぶ場所として最適
- ダラダラ時間をかけず、集中して技術・知識が習得できる
- 申請時に「認定資格」として書く欄があるので、申請も有利かも
ドローンスクールのデメリット
もしデメリットをあげるとすると
- 受講費用が数万~十数万円かかる(費用がかかる)
- 何日も受講しなければならない(日数がかかる)
- 取得しても国が認めた免許ではない(認定資格)
個人的に費用が一番きになるところですが、どちらかといえば「受講してみたい」と考えています。
下のようなドローンスクールの無料体験もあるので、是非活用してみてはいかがでしょう?
まとめ:ドローンは「買うより」も「知ること」が大事
これは実際に買った後に感じたことです。
もっと色々知っておけば、事故や事件を未然に防げますので、これからドローンんを購入する予定の人は、まず「知ること」をオススメします。
ではまた!