「URL が Google に認識されていません」Googleサーチコンソールに出た謎のエラーはHTML形式かもしれない。

こんつくしー。

先日、知人から「URL が Google に認識されていません」っていうエラーがGoogleサーチコンソール(カバレッジ)に出るというので、あれこれして結局「header」の記述で解決したという話を1つ。

Googleサーチコンソールのガバレッジエラー「URL が Google に認識されていません」

エラーになった際の表示がこちら

Googleサーチコンソールのガバレッジエラー「URL が Google に認識されていません」

あまり普段見ない文字。。。認識されないというあたりが怖い。

廃止されたXHTML形式で作られたウェブサイト

依頼のあったサイトは何年も前に別業者が制作したらしく、サイトの形式が「XHMTL形式」で記述してありました。

XHTML 1.0は、西暦2000年(平成12年) 1月26日にHTML 4.01を XML の元で再定義した XHTML として勧告されました。

西暦2014年(平成26年)10月に HTML5 が勧告されるまで、長きに亘り HTML の現行標準規格として推奨されておりましたが、平成30年 3月27日に正式に置換済(実質的には廃止)となりました

このため、平成30年 3月27日以降はどの文書型であれ新規に HTML XHTML 1.0 文書を作成すべきではないと言う事になりました。

XHTML1.0について(https://www.marguerite.jp/Nihongo/WWW/RefHTML/Appendix/About_XHTML_1.0.html)

XHTML形式が原因らしい

サイト自体は静的なサイトだったため、パッと見でXHTM L形式以外は特にエラーになりうる記述はなし。
そこで、サイト内のheaderに記述してあるXHTMLをhtmlに変換してみる。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="XHTML namespace" >
<head profile="XHTML metainformation profile">

これを

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>

に書き換え。

すると、

エラーがなくなり無事にインデックス登録が完了!

まとめ:古い記述には要注意

すでに廃止されている記述方法だったのが、新規登録できない原因だったのではないかと推察する今回の記事。
特にエラーが出ると、自分自身が制作していない場合には原因の特定が難しくなります。今回は簡単な作りのサイトでよかった。。

もし同じようなエラーが出ている方は、古い記述がないか一度確認してみてはいかがでしょう?
ではまた!

デジトー 管理人: 普段はデザイン関係に勤めながら、感じたこと・伝えたいことを思うがままに発信中。ウェブ・デザイン・お仕事をお伝えしつつ、たまに愚痴を言います。またこれまでに読んできた様々な本や書籍、おすすめアイテムや日常・在宅勤務(テレワーク)で活躍できるアイテム等をご紹介しています。