愚痴シリーズ「私の見積もり物語」~安くしたところで得るものなし~

愚痴シリーズ「私の見積もり物語」~安くしたところで得るものなし~

こんつくしー。

たまにでる私の悪い癖。「愚痴ること」。

今日も社会の荒波に揉まれる中で出した「ロゴ制作の見積もり」について、とあるお客様からご連絡をいただいたので今日はそんな話。

見積もりは「 金額・量・期間・行動を前もって概算すること 」

今回の見積もりまでに至ったおおまかな流れ

今から3~4年前に一回だけ仕事した建築関係の方から、新しく会社を設立したからロゴを作ってほしいとのこと。

正直なところ、その3~4年前もロゴを制作させていただいたが、 何度も何度も校正をしたうえに、制作物に対して歯に衣着せぬ感じでダメ出しを頂戴した経験もあり、あまり気乗りしなかった。。。

見積もり提出後、即で来た「安くしろ」

お電話で概要をヒアリングし、おおよそこれぐらいかかるだろうなっと見積もりを出し、提出したところ、5分後にメールできた「安くしろ」メール。

正確な表現をすると

金額の方どうにかなりませんか?

USドルで算出してやろうかと思った。

まだ打ち合わせも段取りもコンセプト決めも何もしていないのに「安く」と言われてもなぁ…

色んな職種や業種・役職の人と仕事をすることが多いから分かることは、毎回「安く」しようとする人、「安く」が口癖になっている人は経験上、仕事が順調にいくケースは少ない。

なぜなら、その人は「金額のコスト」しか注意を払えないから。

そのため、大抵の場合は「コスト」の周りにある工数・時間・品質などに気づくことができない。。。

算段もなしに言われる「安く」の言葉

特にロゴのような「データだけの制作物」は、とかくこの言葉が言われやすい印象がある。

おそらく、原価・原材料費なるものがないためか、それともデータという不形なためだろうなっと毎回思う。

そして大抵の場合、「安くするための算段」がないことも多い。結果的に相手の懐事情も分からぬまま、いかに自分の仕事を安くするかを考える羽目になる。

正直なところ、「何でもいいデザイン」ならオンラインで自動生成するツールがあるので、是非それを使って自分で作ってほしい。

LOGSTEAR(ロゴスター)|オンラインロゴメーカー

結果、消費税の増税分(2%)を割引してあげることに

消費税が8%から10%に変わった令和元年。

総額から2%を割引して再度見積もりを提出することになり、再度提出。

その後、相手からメールの返事来ず!

どういう輩(やから)やねん。。。

まとめ:何も得るものなし

こういったお客さんに遭遇すると思うことが多々ある。。。

もっと割引してあげたほうがよかったのかもしれないが、デザイン市場のロゴ制作の相場からそんなに離れてなさそうだし…

安くしてもロゴを制作する時間・労力が取れなくなるし…

安くすればするほど、当然のように得るお金も減るし…

地方だから「あそこは○○○○円でしてくれる」とか、「言えば安くなる」とか思われたりしても困るし…

せめて定期的にでも依頼してくれていれば、他に安くできる方法もあるんだろうけど…

うーん。

今回は、自分の仕事の「メインターゲット」のお客さんではなかったと思って忘れよう。

個人的に「仕事したくないタイプ」のお客さんではあっただけに、すぐ忘れることはできそうだ。

今日は愚痴ですみません(汗

ではまた!

お仕事関連カテゴリの最新記事