もう連絡してこないで!私が夜の仕事依頼を受けない5つの理由。異論は認めない。

もう連絡してこないで!私が夜の仕事依頼を受けない5つの理由。異論は認めない。

ウェブやデザインの仕事をしていると、たまに来るのが夜系(キャバクラ・風俗系など)のお仕事。主にサイト制作だったり、紙媒体だったり看板だったりするのだが、とにかく私はこの手の仕事がしたくない。

以前書いたノンデザイナーに送る5つの言葉の中にある「好き嫌いしない」に反するようですが、実際にやった後に嫌いになったので、そこは問題ない!はず。

※この中に出てくる店舗・人物はあくまで私が出会った多くの人たちのことです。

私が夜系の仕事を受けたくない5つの理由

やたらと安く作らせようとする。

これは一般のお客さんにも言われることもあるけど、

経験上、圧倒的に夜の方が多い。

打ち合わせ中、見積もり前、見積もり後、制作前、制作後、請求前、請求後。。
あらゆる場面で「安くして!」と言われる。しかも、安くするための提案や考えも当然ない。

何度か「データだけ制作させてもらって、安く看板を作れる業者さんを探したらいかがですか?」と言うと、

「連絡を一本化したい」だの
「やりたくないのか?」だの
「(理由もなく)それでは困る」だの言われる。

「コンセプト」なんてものは存在しない

仕事を依頼してくれるクライアントさんが、コンセプトの重要性を知らないことは珍しくない。ただ、この場合、知らないことが問題ではなく、夜系の場合では

「コンセプト」よりも「見栄と建前」が重要となる。

※見栄と建前がクリアできれば、比較的すんなりと仕事は終わる。

実際にあったのが、夜系の店舗でさせて頂いた看板だったか、紙媒体だったかを見て依頼してきた人がいた。させてもらったのはホームページのデザインだったが、「見栄えのするカッコイイものを作れ」という依頼だった。

この案件の話は長くなるので、また別で記事に書きたいと思いますが、結果はデザインのリテイク10回以上、「出来てないから」と費用ももらえることもなかった。

女性軽視が目にあまる

夜系のお仕事は高給な給料のイメージがあるだけに、一定数の需要が常にあるのかと思っていましたが、地方であるためか実情はそうではないようです。

そのため、夜のお店で働く女性を求人するという目的の仕事依頼が多いのですが、その打ち合わせ自体が耐えられない。

会話の中で

「あまり考えないバカな女性がいい」だの、
「今時の女性は考えが浅いから続かない」だの、
(書くのも嫌になってきたのでここでやめるが)といった発言が必ずと言っていいほど出てくる。

女性どうこうというより、この考えがベースになってしまっていることが原因なのは明らか。しかし、気付かないのは慣習となってしまった本人とその周りだけ。

もちろん、店舗で働く女性を手厚く大切にされている店もあるにはあったが、全体からすると数%程度だと思う。ほんの一握り。宝くじ級。

もし、自分のデザインしたものを観てくれた女性が「いい店かも?」と思ってくれても、「こんな奴らのところに行かせてしまうのか」と考えるとデザインをしたくなくなる。

プロとして甘いと言われそうだが、したくないものはしたくない。

どうぞ心を無にしてデザインしてくれる私以外の人に依頼してほしいと切に願う。

反社会的勢力の影

徐々に仕事をする機会が増えるにつれ、どうもその手の勢力と繋がりのある店があることに気づく。実際にあったことはないが、周辺からの情報や噂程度で耳にすることがあった。

今のご時世、反社会的勢力など言語道断。まして、一般のクライアントさんにまで迷惑をかけてしまう。

かすかでも関係性ができる前に、去るか消える方が賢い。

紹介なんてできるか!

世間同様、人手不足や不況・経営不振も夜の世界にはある話。

請求を無視されることもあった夜のお店、とあるお店から昼の仕事(飲食店・会社など)を紹介してほしいと言われたことがある。

話を聞くと、お昼の仕事の面で経営の手を広げたいらしかった。

「そうですねぇ。聞いときます。」

そう言った私は帰りの車の中で、これまでの仕事・したくない思いを思い出しながら、その夜のお店を皮切りに夜の店舗からの着信拒否、連絡帳削除、社内での情報共有を行い、それ以降、

二度と夜の仕事と関りを持たないようにしました。

風の噂では、(仕事してるエリアでの)夜の業界では私の評判は悪いそうです。
どうでもいいけど。

さいごに

一見すると、あることないことをツラツラと創作で書いていると思われるかもしれませんが、これらは実際に体験し、遭遇した

ただの実体験です。

ある意味でプロになりきれなかった私、そして今後も二度と連絡をしてきてほしくない思い、そして、せめて少しでも誰かに伝えれたら、この記事を楽しんでもらえたら、という思いで書きました。

では、良い1日を!

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