定価:2800円(税抜き)
PIE
【個人的な評価・評判】
本の見やすさ: ★★★★☆
参考になった度: ★★★★★
143P フルカラー
【この本はこんな人にオススメ】
- 話題となった地方のデザインの内容を知りたい
- 地方創生や商品開発などのプロジェクトに携わっている
- デザインでの経営やプロジェクト・商品の開発・リニューアルを考えている
- 地域ブランドの魅力を発信したい
- 人々が目を引く仕組みや仕掛けを知りたい
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目次
デザインで地域を元気にする
広島県の「おしい広島県」や徳島県の「VS東京」など話題となったプロジェクトをはじめ、生産者や企業がデザイナーと共に辿ったプロセスを知ることができる本。
おすすめポイント
- プロジェクトごとに発案・コンセプト・至った経緯など詳細に知ることができる。
- 制作された作品の紹介だけでなく、情報を発信する地方誌面やブランディングについても掲載されている
- 市・企業・個人など幅広い分野が掲載されている
- 世に出すときに行った仕組みや仕掛けについても書かれている
- デザイン思考を用いた事業・プロジェクトを知ることができる
まとめ
本書の中でいうデザインとは、単なる表層を整えただけのデザインではなく、仕組みや思考、取り組みまでもデザインとして捉えている。なぜそうなってしまったのか?どのようなシステムにすれば、もう一度動き始めるのか?真剣に考え、そして誰もやってこなかった難問に、デザインのロジックを取り入れ、新しい日本を作り出そうとしている人たちである。
「デザインで地域を元気にする」より
2018年に経済産業省が提唱したデザイン経営。この参考書は2015年に発行されているが、すでにデザイン思考を取り入れたプロジェクト・案件に着目している素晴らしい本。
地方創生や企業・個人でプロジェクトやデザイン案件に携わっている人にオススメの一冊。