【個人的な評価・評判】
本の見やすさ: ★★★☆☆
参考になった度: ★★★★ ★
総ページ数:102P(単行本)
【この本はこんな人にオススメ】
- アイデアが生まれる理屈・理論を知りたい
- アイデアを常に出せるようにしたい
- アイデアが生まれる過程を言葉で知りたい
- アイデアを生み出したい
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デザインのつくり方 -ジェームス・W・ヤング-
原著の初版は1940年代に出版され、重版を重ねつつ今もなおアイデアをつくるための参考とされる本。
ページ数は102ページだが、ジェームス・W・ヤングの記述は内60ページ程度。
残り40ページ程度は解説部分となっている。
おすすめポイント
- アイデアが生まれるまでの流れを体系だてて書いてある
- アイデアが生まれるまでには5つのステップがあると記されており、なるほどと感じた
- 収集・咀嚼(そしゃく)・組み合わせ・発見・チェックのステップがあるということ
- ページ数が少ないため、本題を読む時間は30分程度
- 半世紀以上前の本だが、現代にも通じる内容である
気になった点
- 半世紀以上前の本のため時代背景が古い
- 翻訳された本のためか、文章の表現が古いためか、読みにくい印象があった
まとめ
半世紀以上前に初版が出版されたことを考えると内容の時代背景は古い。
しかし、「アイデアが生まれるプロセス」は今でも十分通じると感じた。
著者のジェームス・W・ヤング自身も本書の中で「このアイデアの公式は誰でも簡単に使えるが、誰でも使いこなせるものではない」と指摘している点も面白い。
広告だけに限らず、「アイデア」を必要としている人には一度読んでみてもらいたい本だと思う。